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黒田泰介(当会顧問・関東学院大学工学部准教授)著「イタリアルネサンス都市逍遙」が発刊されました 2011.3.23更新
『イタリアルネサンス都市逍遙(しょうよう)
フィレンツエ:都市・住宅・再生 ヨーロッパ建築ガイド』
イタリア・ルネサンス発祥の地、古都フィレンツェ。ユネスコ世界遺産に指定されたこの都市を、「都市 citta」、「住宅 casa」、「再生restauro」という3つの視点から、街がもつ本当の豊かさ、奥深さとは何かを探る!
頒布価格税込 2,730円(送料80円)
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報告:兼弘彰] |
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山下居留地遺跡プロムナードオープン記念・レンガ掘り出し刻印探しイベントを開催しました 2011.1.6更新
2010年12月18日(土)、山下居留地遺跡の価値を考える会は横浜都市発展記念館との共催イベント「100年の眠りから覚めたレンガを探そう!!」(小学生対象)を開催しました。
内容は山下居留地遺跡から出土した100年前のレンガに印された様々な刻印を探そうというもので、初めに山下居留地遺跡プロムナードをかながわ考古学財団調査研究部の天野氏の解説で見学、その後、都市発展記念館の中庭に移動しレンガ掘り出し作業を行いました。風が少し強かったものの晴天で、市内の小学生と保護者を中心に、50名ほどの参加者で賑わいました。
作業を始めてしばらくはなかなか刻印が姿を現しませんでしたが、イベントの後半には熱心に辛抱強く作業を続けた子どもたちからの「見つかった!!」という嬉しそうな声と顔が立て続けに見られる結果となりました。
長い間ずっと地中に埋まっていたレンガの遺構、ずしりと重たいレンガから、子どもたちに歴史の重みと連続性を肌で感じてもらえたら、そう願う一日になりました。
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[報告:粟田訓子] |
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内田青蔵先生講演会を開催しました 2009.08.20更新
7月4日(土)波止場会館5階多目的ホールにおいてYYJK顧問で神奈川大学教授の内田青蔵先生による講演会「洋館付き住宅の誕生」を開催しました。内田先生は2007年に会の顧問就任をお願いし、講演会開催を熱望していましたが、今回実現することができました。当会のテーマである「洋館付き住宅」の発祥について、先生の豊富な研究資料の中から系統的にわかりやすくお話していただきました。外観の変遷と同時に和室洋室を生活にあわせて理想に近づけようとした設計者たちの葛藤と工夫も実感する事ができました。内田先生の近著「明治大正の邸宅・清水組作成彩色図の世界」からも美しい彩色図とプランを紹介していただきました。
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[報告:藤田靖子] |
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黒田泰介先生講演会を開催しました 2009.08.20更新
5月30日(土)波止場会館1階多目的ホールにおいてYYJK顧問で関東学院大学準教授の黒田泰介先生による講演会「フィレンツェ便り」を開催しました。イタリア・トスカーナ地方での歴史的都市の研究でイタリアでも高い評価を受けられている黒田先生の現地での研究活動と設計活動を、360°の街の景観パノラマ写真や超広角の室内写真、或いは先生の手によるスケッチをまじえて当地の雰囲気をわかりやすくしてお話いただきました。歴史あるたてものや街並みを大切にしながら住み継ぎ、暮らしを楽しむフィレンツェ市民や建築家のポジティブな姿勢を感じ元気が出ました。黒田先生は来年には「フィレンツェ便り」を著書として出版される予定です。
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[報告:兼弘 彰] |
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山形山寺フォーラム参加 2008.11.14更新
10月18日山形歴史たてもの研究会に招かれ、「名勝山寺の歴史と景観を考える」フォーラムにパネラーとして2名参加してきました。
他にパネラーはJR山形駅長、山形市都市計画課、山寺観光協会、山寺郷土史家、山形歴史たてもの研究会と参加者は地元の方々。
立石寺門前町観光拡大、誘致を諮るため、街並、交通、休息場所確保など施設整備、そして景観保全などについての盛沢山の内容でした。YYJKは古い建物の保存改修や山下居留地遺跡保存の活動について映像を交え説明させて頂きました。
山寺の現状: 宿坊などの廃業総土産物屋化、古い建物の消滅、また山寺駅正面の景観として重要な山寺ホテルの廃業とその後の懸念、観光客減少など問題山積で行政も懸念しています。
立石寺: 宝珠山立石寺は24〜5棟の小規模伽藍が急峻な山腹南面に点在し、上部伽藍までは一千段以上の階段登りの苦行を伴う。参道直ぐの根本中堂は小さいながら、各材すべてが関東に比し野太く、素朴豪壮なもの。立石寺と対面する山頂に美術館、芭蕉記念館、その他豪華施設群が建ち、こちらのほうは充実。
産業: 農業(農産物、果物、山菜、山間地にて農地狭い)と観光の門前町、立石寺関連建物と数えるほどの民家を除き古い建物がない。昔からの名刹の地として、景観的魅力は乏しい印象でした。
山形市内の建物: 多くの古い建物が散在し、歴史の古さが羨ましくなるほどでした。洋館付き住宅は余り無く、一日市内を歩きやっと2棟発見。県令三島の洋風化行政の影響を感じるほど、意外と住宅環境やそのセンスなど建物に対する認識の豊かさを感じる街でした。
三島県令は県令転進前銀座レンガ街を推進した人、山形県令となり山形の近代化に多大な貢献し、インフラ、医療、教育、産業を整備し、幕末維新期に翻弄された弱小藩の打ちひしがれた県民を再起させた。
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[報告:越智英夫] |
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藤沢旧モーガン邸その後報告 2008.11.14更新
08年1月再度の火災で付属棟まで焼失しましたが、最近、「特定非営利法人(NPO)旧モーガン邸を守る会」として登記完了しました。再建を目指し、日本ナショナルトラストや藤沢市と連携し、守る会メンバーは逆境の中健闘しています。
YYJKは以前より守る会に支援協力していますが、再建へ向けて、作業方針や調査、火災後の跡形付け、焼け残ったものの整理、安全のための処置、各所点検などに現在も協力を継続しています。月に一度に定例化した協力ですが、このような状況の中、建築関係者を必要とし、寒さに震え、藪蚊に食われ、そして緑豊な邸内の四季を楽しみながら必要な作業を行なっています。
旧モーガン邸を守る会ホームページ:http://homepage1.nifty.com/Morgan/top.htm
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[報告:越智英夫] |
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山下居留地遺跡の保存活用その後 2008.11.14更新
今年春以降から現在まで、県並びに事業者側とは計3回の意見交換会を継続的に持ちました。
YYJK内に置いた暫定事務局の「山下居留地遺跡の価値を考える会」も何度か提案を行なってきました。しかし、回を重ねる度に、大変残念なことに県予算の関係で保存活用計画案の内容は縮小且つ後退して来ています。
つい先日、10月30日の意見交換会終盤近くになり、時間的、コスト的問題もあり、より良い形の保存活用自体が覚束なくなる懸念を事業者側設計者と当会参加者共に痛感し、お互いに意思疎通を図り、直接話し合いの機会を設け、知恵を出し合い、より良い成果が出せるよう、協力することで意見の一致に至りました。そして、その場で近日中の両者合同打合せを行なう予定を確認しあいました。
今後、どのように展開していくかは不明ですが、お互い共有した危機感をバネに最善策を探り出すつもりでいます。当初経緯についてはYYJKホームページ冒頭をご覧下さい。
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[報告:越智英夫] |
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8月7日 高輪周辺街歩き
2008.9.30更新
ある建築団体から清泉女子大の旧島津邸見学の誘いを受けるも定員となり、諦め切れず、それならとYYJKで高輪周辺の歴史的建造物見学を企画しました。
見学先の予定や条件で平日の催行となり、人数制限もあり、参加募集は限られた方々へご案内しまた。
白金明治学院大学のインブリー館(M20年)、歴史記念館(M23年)、礼拝堂
(ヴォリーズT5年)及び近隣の高輪教会(S8年)、高輪消防署(S10年)、東芝記念館(住宅・ヴォリーズT14年)、高輪プリンスホテル内旧竹田宮邸(片山東熊M44年)、 清泉女子大旧島津公爵邸(J.コンドルT6年)と酷暑の中、約4km弱を総勢20数名無事歩き通しました。
両大学とも、夏期休暇で学生の姿はなく、対応して頂いた職員の方には充分な時間を取って頂き、じっくりと見学させて頂きました。
何れの建物も、それなりの設計者が関与し、長き歴史を抱え、残すための努力と熱意で維持されてきた幸せな建物です。キャンパスにあるもの、町並みに溶け込むもの、ランドマークになっているもの、いろいろな古い建物が日常にある風景はその街の奥行きを感じます。
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[報告:越智英夫] |
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5月20日 山下町23番地煉瓦基礎遺構調査 2008.9.30更新
またまた、中区山下町23(産貿ホール西)の建設現場からレンガ基礎遺構が出土しました。
前夜からの季節外れの暴風雨がようやく治まり、泥濘状態の中、市都市デザイン室
及び都市発展記念館関係者、横浜国大吉田鋼市先生の調査のお手伝いとして急遽集まった6名の助っ人が参加、僅か2.5時間という短時間内で大わらわの調査を実施しました。
廃棄レンガの山から刻印付きレンガの探索、基礎を採寸スケッチ、関東大震災の痕跡、レンガ基礎構成、大きな用途不明のレンガ積み水槽や大きな独立レンガ基礎などの観察や考察、撮影記録など限られた時間内で慌しく終了しました。
すぐ近くの新県民ホール用地内山下居留地遺跡の基礎とは少々異なり、総レンガ造りの建物跡と思えるレンガ基礎遺構でした。
レンガのほか、生活遺物の陶磁器片、溶解建築金物や瓦片、タイル片なども併せて出土しています。
当地区内の手付かずの土地は殆どない現在、幸運にも駐車場として使われていたため、大変貴重かつ規模の大きな遺跡の出土です。
嬉しいことに、当現場では一部遺跡を保存活用すべく、丁寧にレンガをひとつずつ外し、保管を予定し、残すことになりました。
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[報告:越智英夫] |
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5月12日 片瀬カトリック教会司祭館現況調査
2008.9.30更新
藤沢建築士会の要請により、5月にしては肌寒い中、存続が危ぶまれる片瀬
カトリック教会司祭館の現況調査に参加しました。
当教会は当初藤沢市の発展や文化育成に尽くした片瀬の旧家山本一族が建立し、戦時色濃い昭和14年築の大変めずらしい純和風寺院型の教会として異色です。
教会は洋館建築と常識でしたが、当教会信徒の山本家当主が高級軍人であったため、建設可能となり、この時期にこのような教会が建てられたようです。
以前はタタミ敷きでしたが、現在は椅子式なっています。
一方、司祭館は大正末期に山本家の住宅として建てられた洋館で、後に教会の敷地内に移築され、愛されてきましたが、老朽化に伴い建替え計画が検討されています。
決して、上級な洋館ではないけれど、それなりの味わいを醸し、健気に和風礼拝堂と共に地域を見守り、信徒を支え続けた洋館です。
耐震補強と改修によってこの先も存続できればと願いながら調査を終えました。
泥の中、寒い中、雨の中、うだる暑い中、都合さえ付けば建物の相談や調査の要請あれば何処へでも喜んで出向くYYJKメンバーです。
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[報告:越智英夫] |
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鎌倉 T邸現況調査 8/17(日)曇時々雨 2008.9.27更新
扇ガ谷の奥、大正10年代初めの築85年ほどの老住宅、一部2階建て見るからに当時流行りだした郊外住宅型木造洋風住宅、大震災に遭うも大した被害なく、原型を良くとどめ、居住継続を望む家族の相談依頼により、現況調査に協力しました。居住者のいずれも海外生活経験を持つ学者家族に住み継がれてきました。素朴な洋風外観なるも、内部は全くの和風基調のタタミ無し住宅、海外生活を持ちながら、内部和式真壁造りに、当時の創健者の心象模様に頷ける気がし、木造住宅の過渡期的価値が大きいと感じた次第。
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[報告:越智英夫] |
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鎌倉 明月荘劣化調査 8/10(日)晴天 2008.9.27更新
明月院よりさらに登った鎌倉市の集会施設、樹木であふれる広大な敷地に戦後昭和20年代初め築の和風邸宅と離れ茶室の劣化調査に協力しました。専門大工、瓦屋、建築家、市や県関係者が参加し、屋根に上る人。床下にもぐる人、あちこち計測し図面を描く人、建物を舐めるように見入る人、、、、
立派な建物規模や内外観に比べ、隠れた構造的瑕疵や維持管理に多くの問題を抱え、今後の使用継続のため改修計画立案資料とした予備調査でした。
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[報告:越智英夫] |
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横浜 O邸訪問 7/22(火)晴天 2008.9.27更新
前回鶴見区見学会の際、見学コースにある洋風住宅前で、その家の関係者の姿を目にした会員が声を掛け、暖かくなったらお尋ね下さいとのことで、7月会員3名にてお邪魔しました。
さりげない瀟洒な洋風住宅は大震災後の築で、戦後現在のO家族が買い取り大事に住み続けてきた。
ご当主Oさんのお人柄と相まって、震災後の影響下にも係わらず人に優しい印象を感じました。
所有や代が変われど、住み手と家の相性とか縁や家と人の歴史を実感しました。
手分けして作成中の訪問記を近々お届けする予定です。
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[報告:越智英夫] |
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中区山手見学会 2008.9.27更新
平成20年5月10日午後より、いつもの見学会とやや趣向を異にした見学会がありました。 遠くは千葉や東京から参加の総勢24名にもなり、小雨降る寒い中、ゾロゾロと元町から山手方面へ遠足気分の長い列になりました。山手公園付近できれいなステンド硝子の入った洋館付き住宅も新発見、思わぬ出会いに当会の怠慢をチョイ反省!
元町裏通り整備工事のエピソード、ジェラール瓦発祥のジェラール水屋敷跡、ブラフ80遺構、ベーリックホール、山手234-1番館、山手111番館そして当会員事務所の手がける改修工事中の山手89番館を廻りました。各公開施設にはガイドさんもいますが、会員による公開前工事のことや内装、いろいろな仕掛けの興味深い話で盛り上がりました。参加者には洋館に詳しい方もおり、いろいろな質問も出て、会員にも勉強になりました。
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[報告:兼弘 彰] |
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根岸小学校の皆さんとドロ団子を作りました! 2008.9.27更新
3月8日、根岸小学校の生徒さんと、去年の11月に旧柳下邸の庭で行ったドロ団子作りを、今回は根岸小学校の工作室で行いました。前回は高学年の児童と一緒に作りましたが、今回は低学年児童ということで保護者の方にも参加して頂きました。ドロ団子づくりの師匠は前回同様、左官名人の湯田さん親子です。3月ということで、気温が低くドロ団子の乾き具合が心配でしたが、暖房の入った室内でしたので、その点は大丈夫でした。「ドロ団子は小さい子の方がうまくできるんだよ、無心だからね。」と湯田さんが言われていたように、皆、なかなか上手に作っていました。印象的だったのは付き添いのお父さんやお母さんが熱心に作っていたことです。皆さん童心に返って楽しかったのではないでしょうか?
磨けばよく光るドロ団子の秘密はその土と顔料、そして下地の泥玉作りにあります。湯田さんが吟味した土と顔料の配合によって作り上げることができます。材料はほんのひと昔前、日本の家の土壁に当たり前に使われていた材料です。私達は、ドロ団子作りが、そんな事を知るきっかけになることを願って実行しています。2回のドロ団子作りには定員を越える参加希望者があって、抽選になったと校長先生に伺いました。今回は校長先生はじめ、先生方に準備段階からお手伝い頂き、無事に実行することができました。先生方にお礼を申し上げます。
※当イベントは神奈川県建築士会の地域貢献活動助成資金を活用して開催しました。
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[報告:菊池邦子] |
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東海道保土ヶ谷宿・軽部本陣跡主屋調査 2008.3.31更新
3月10日軽部本陣跡主屋の調査を行いました。
参勤交代で大名が宿泊した本陣。瓦屋根の門が当時を偲ばせます。門の前に建つ主屋が調査の対象。ドイツ下見板張りにペンキの外壁、長尺鉄板の屋根に棟飾りの洋風建物はモダンで門と好対照です。室内は座敷、茶の間は勿論、応接室、ピアノ室までもが真壁の和室です。現ご当主の説明では関東大震災にあい建て替えられたものだそうですが、部材もしっかりし、あちこちに職人の手の跡を見ることができる調査でした。只今、調査報告書にまとめているところです。
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[報告:島田眞弓] |
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新港埠頭調査報告 2008.3.31更新
平成20年3月1日にみなとみらい地区の新港埠頭の土木遺構調査を行いました。
この調査は、横浜トリエンナーレの会場として建設される建物の準備工の最中に、地中より新港埠頭の産業土木遺産である舗石や線路等が見つかったことを受け、横浜市歴史的資産調査会より当会に委託され急遽行われることとなりました。調査当日は横浜市都市デザイン室、横浜都市発展記念館、横浜国立大学吉田鋼市教授等の指導・協力の下、当会会員を始め、建築士会のメンバー等の御協力をいただいて実測調査を行いました。現在の地面に敷かれたアスファルト舗装の下からは、大正6年の建設当時のコンクリートの地盤面や大正12年の関東大震災の爪痕、震災復興の煉瓦瓦礫の埋立層、同じく震災復興時の御影石式の地盤面に加え、戦後まで使われ続けていた線路の後が発見されました。そのほかに現地には、産業土木遺構であるハンマーヘッドクレーンや船の衝突を防止する防衝堤等の遺構も残っています。後日当会内部で歴史資料分歴を含めて報告書を作成します。
▲昭和26年米軍撮影の現地の写真
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[報告:兼弘 彰 ] |
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2月16日鶴見区見学会報告 2008.2.20更新
天気に恵まれ、総勢19名で鶴見区見学会を実施
しました。
皆様、ご協力ありがとうございました。洋館付き住宅だけでなく、総持寺内、裕次郎のお墓に寄ったり、境内も散策し、参加してくださった方から、新たな視点での説明もしていただき、一人で散歩するのとは違う新しい発見がありました。
内容を盛りだくさんにし過ぎて、時間オーバーになり歩
く距離も増えてしまいお疲れさまでした。
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[報告:藤田靖子] |
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1月19日港北区見学会報告 2008.2.20更新
港北区、東横線妙蓮寺駅から総勢22名、菊名1丁目、富士塚、
篠原東、仲手原と廻り妙蓮寺駅解散、変化に富んだ上り下りの多い細道コースを辿
り、迷うハプニングもあり、午後の約3時間余りかけた見学会を実施しました。コー
ス途上広い屋敷林の庭に手入れの行き届いた洋館付き住宅のお宅では、庭内にてご主
人の話をお聞きしました。解散後駅付近の喫茶店で暖まりながら、ささやかな交換会
で情報交換のひと時を持ちました。
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[報告:越智英夫] |
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12月15日磯子区見学会報告 2008.2.20更新
磯子区JR根岸駅から総勢18名バスにて本牧間門へ移動、そこか
ら根岸旧柳下邸まで午後の3時間ほど、磯子区は海岸沿いのため、長い平坦コースを
いつもと違いそぞろ歩きにて10数軒を見学、そして旧柳下邸内の見学説明後、邸内に
て熱いお茶とお菓子で交換会を過ごしました。
コース上の洋館付き住宅や建物がまだ健在かどうか、チョットしたスリルをいつも
持ってしまう街歩きです、あればホットし、ないと深い溜息と寂しさが、、、とにか
く守りたいと片思い。
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[報告:越智英夫] |
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11月17日土と左官技術の体験学習報告「本格的泥団子を作ろう」 2008.2.20更新
平成19年11月17日(土)根岸なつかし公園旧柳下邸の芝生広場に於いて、根岸小学校
の高学年生60名を対象に、左官屋さんの(有)湯田工業湯田氏の全面協力を得て、根岸
なつかし公園管理委員会と当会の主催で晴天のもと、泥団子作りが行われました。会
場では左官道具や左官仕上げ実物見本の展示、土壁塗り体験も行われました。
当初30〜40名予定し、募集したところ120名ほどの応募があり、先生方と嬉しい誤算
に驚き、急遽20名増員して開催しました。小学校で当体験学習の参加者を募った際、
当会員が作った泥団子を児童が見て、待ちきれず自分達で工夫して作った児童も何人
かいたと聞きました。参加した児童そして保護者の方々も童心に返り、夢中になって
団子の着色そして磨き掛けをしていました。また、泥団子作りの作業半ばに、伝統和
風建築の壁塗り体験を一部の児童に体験して貰いました。男の子も女の子も泥をいじ
るのが、今回初めてという児童が沢山いて、時代の変化を感じました。
午後1時から3時半までに泥団子が完成した子も、また未完成の子もいましたが、皆
さんに大変喜んで頂き、湯田工業さんや主催者側での泥団子の下準備は大変でした
が、その甲斐あって満足できた催しでした。また、校長先生の要望もあり保護者同伴
の低学年生を対象に第2回目を3月頃再び企画することになり、ただいま準備中で
す。
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[報告:山口 徹] |
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●8月26日 泥だんごを作りました 2007.9.9更新
大人も夢中になる手作り遊びとして現在大ブームを巻き起こしている泥団子。当会の協力者でもある左官職人の湯田さん(大和市在住)に手ほどきを受け会員が泥団子作りにチャレンジしました。土の塊が小一時間で深い輝きを持つ珠(たま)に変貌する感動!土が固まる不思議も体感しました。 YYJKではかねてより伝統的な住まいの文化を学ぶ体験学習イベントを開催してきましたが、土と左官の体験を子ども達にしてもらいたい!そんな思いから11月に泥団子体験学習イベントを企画中です。
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●8月12日 やまがた歴史景観フォーラムに参加しました 2007.9.9更新
山形県郷土館 文翔館(旧山形県庁)にて、山形歴史たてもの研究会の主催するやまがた歴史景観フォーラムに参加しました。山形では中心市街地を初めとしたエリアに多くの良質な近代建築が残されています。しかし、やはり毎年確実に数を減らしているのが現状です。このような街の財産を未来に残すべく日夜活動されてるのが当会と志を同じくする山形歴史たてもの研究会の皆さんです。フォーラムでは建物が壊される理由の探求や保存活動の苦労談など熱い座談会となり、会の活動への良い刺激となりました。会では今度もこのような他都市との交流もどんどん進めて行きたいと考えています。
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[報告:兼弘 彰] |
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●6月26日 内田青蔵先生(埼玉大学)がYYJKの顧問に就任されました 2007.9.9更新
以前より会員の熱望でありました埼玉大学の内田青蔵先生に当会の顧問になっていただく事になりました。内田先生は近代住宅研究の第一人者であられ、当会のハンドブックを作成する際、著書を多数参考にさせていただきました。今後内田先生には、洋館付き住宅の発生の背景など話をしていただく講演を企画し御願いしたいと考えています。(内田青蔵 埼玉大学教育学部家政教育講座住居学研究室 教授 工学博士)
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●5月27日 日吉・N邸改修工事完成披露 2007.9.9更新
初夏の暑い日差しの中、当会がコンサルティングを行ってきたN邸の完成披露会が、N家主催・YYJK全面後援により開催されました。工事関係者、N家関係者、近隣の方々、横浜市所管関係者、顧問の先生、再使用のフランス瓦掃除の協力者、当会スタッフ含め70余名が緑鮮やかなN邸の芝生に集いました。N邸は昭和8年、東横線日吉田園都市分譲地内に建てられた、現存する唯一の郊外型住宅であり、横浜市認定歴史的建造物です。2年に亘り増築・改修の設計監理を担当した越智会員談「工事に当たっては、保全と建築基準法上の制約や使い勝手、建物維持上の仕様決定等、保存の理想と現実的な諸条件克服の選択に、N氏とお互いに納得できるまで話し合い、一つ一つをクリヤーし、工事に支障きたすことなく、進捗することを最大の目標とした」。住みながらの工事はN家と施工者共に緊張の連続でしたが、N氏は「普段見ることができない構造部や工事関係者の苦労を日々知ることができ得難い体験になりました。」と挨拶の中で述べられました。会場受付には先の藤沢旧モーガン邸火災復旧署名と募金のスペースも設け、参加者にご協力いただきました。
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