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■これまでに実施した主な催し物 ［2003年度］
●「洋館付き住宅見学会」
ＹＹＪＫ見学会〜神奈川区・港北区の「洋館付き住宅」を見に行こう！
東京急行東横線・東白楽駅に午前10時に集合。途中昼食休憩を挟みながら、白幡や白楽、篠原西、篠原台、六角橋などを歩き、洋館付き住宅を見学しました。東京や埼玉からの参加者もあり、たいへん楽しい一日となりました。
日時：2004年2月15日（日）10：00〜16：30
集合：東横線・東白楽駅 暫定解散：同・白楽駅 最終解散：同・東白楽駅
参加者：
一般参加者：11名（横浜市内だけでなく、埼玉や東京、湘南方面からも参加がありました）
当会：9名（顧問および会員）
コース概要（約12km）
コース＝東白楽〜白楽〜白幡西町〜白幡上町〜白楽〜六角橋１丁目〜篠原西町（Ｔ邸内見学）〜篠原台町（Ｍ邸庭見学）〜白楽〜六角橋３丁目〜斉藤分町〜東白楽（見学対象建物＝32棟）
コース見学経緯
今回の見学コースは、明治末市電、大正初め東急東横線開通以来の下町地区から起伏の大きい白幡、篠原方面の住宅地と神奈川大学近辺住宅地等の変化に富んだ地域の洋館付き住宅を巡るもの。
顧問の水沼淑子先生のご紹介で、Ｋ邸の内部調査下見、聞き取りのため一部会員がお邪魔させて頂いたり、かねてより当会の活動としての洋館付き住宅の保存、改修計画中のＴ邸の内見をさせて頂く。
一般参加者として、当会ホームページ、口コミで知った各地からの街歩き好きな人たちや当会の運営ウォッチャーの大学生、コース途中で説明の声に気付き、話しに加わった主婦が午後より途中参加されたり、さらに説明中に当該住宅の奥様の帰宅に遭遇、植栽豊かな広いお庭に招き入れられ、しばしの観梅休憩を過ごし、梅の小枝をお土産に、という嬉しいハプニングをまじえ、白楽駅での暫定解散後、もう少し見たいとの希望に応えてのオプションコースを組み、六角橋、神奈川大学近辺、斉藤分町まで足をのばし、盛りだくさんのイベントとなり、天候にも恵まれ無事終了、東白楽駅解散。
コース途上、地誌的説明、洋館付き住宅発生の背景、特徴、歴史等を織り混ぜながら、地元の人間のみ知る細い路地にも入り込み、できるだけ内容豊かになるよう心がけた。
今回のように若葉にまだ間がある冬季に見学会を開催すると、観察に一段と真剣になるようだ。古い住宅地では樹木が多く見通しが効かず、常緑樹の葉だけの冬季には、建物が比較的細かく観察できる。解散後、近くの喫茶店のコーヒーといろいろな話で、疲れを癒す一時を過ごした。
次回は、最も現存棟数を誇る鶴見区の丘陵地を散策してみたいと考慮中である。
［報告：越智英夫］
日時：2004年2月15日（日）10：00〜16：30
